【徹底解説】Wi-Fi防犯カメラの途切れを防ぐ!電波が弱い家でも失敗しない設置・選び方

Wi-Fi防犯カメラを導入したものの、映像が途切れて肝心な瞬間を録画できなかった。そんな失敗は避けたいものです。

電波が弱い家や、玄関・駐車場が離れている環境では、通信の安定性が何よりも重要になります。

この記事では、Wi-Fi防犯カメラが途切れる根本的な原因と、電波環境に左右されにくい選び方・設置の事前チェックポイントを解説します。

なぜWi-Fi防犯カメラは途切れるのか

Wi-Fi防犯カメラが途切れる原因は、主に電波強度の不足通信の干渉にあります。

距離と障害物の影響

ルーターから離れるほど電波は弱くなり、壁や床を通過するたびに減衰します。木造住宅では約15mが目安ですが、RC造(鉄筋コンクリート)では大幅に短くなるケースが一般的です。

玄関や駐車場にカメラを設置する場合、ルーターとの間に複数の壁が存在すると、電波が届きにくくなります。

周波数帯による違い

Wi-Fiには2.4GHzと5GHzの2つの周波数帯がありますが、屋外や距離がある場合は2.4GHzの方が安定しやすいとされています。

5GHzは高速ですが障害物に弱く、法令上も屋外利用が原則禁止されている点に注意が必要です。

家庭内の干渉

2.4GHz帯は電子レンジやBluetooth機器と同じ周波数を使うため、これらの機器が動作すると通信が不安定になることがあります。

また、近隣のWi-Fiルーターが多い住宅密集地では、電波同士が干渉して途切れやすくなります。

電波が弱い家でも途切れにくいカメラの選び方

電波環境に不安がある場合、以下のポイントを押さえてカメラを選ぶと失敗を減らせます。

2.4GHz対応を基本に

屋外設置や距離がある場合は、2.4GHz対応モデルを選びましょう。到達距離が長く、壁や障害物の影響を受けにくい特性があります。

専用レシーバー付きモデル

家庭用Wi-Fiルーターを使わず、カメラ専用の無線レシーバーとセットになっている製品は、通信経路が独立しているため安定性が高い傾向にあります。

ただし、機器が増える分、初期費用はやや高くなります。

ローカル録画併用型

SDカードやNVR(録画機)に映像を保存できるモデルなら、万が一Wi-Fiが途切れても録画データが失われません。

クラウド録画のみに依存すると、通信断の際に記録が残らないリスクがあります。

録画方式安定性注意点
クラウドのみ通信断で記録が残らない
ローカル併用メディア寿命の管理が必要

設置前に確認すべき3つのチェックポイント

カメラを購入する前に、自宅の電波環境を確認しておくと導入後のトラブルを防げます。

1. 設置場所での電波強度を測る

スマートフォンのWi-Fi分析アプリを使い、設置予定地点での電波強度を確認しましょう。一般的に-65dBm以上であれば良好、-75dBm以下になると不安定になりやすいとされています。

2. ルーターの配置を見直す

カメラ設置場所とルーターの間に壁が何枚あるかを数え、できるだけ直線距離で電波が届くようルーター位置を調整します。

木造戸建てであれば、ルーターを玄関に近い場所に移動するだけで改善するケースもあります。

3. 中継器の追加を検討

どうしても電波が届かない場合は、メッシュWi-Fiや中継器の導入も選択肢です。ただし、中継器を多段接続すると逆に通信速度が低下する場合があるため、配置は慎重に行いましょう。

RC造や広い敷地では有線も視野に

鉄筋コンクリート造や離れにカメラを設置する場合、無理にWi-Fiで延長するより、有線接続や専用無線システムを検討した方が結果的に安定します。

電波改善にかかる費用がカメラ本体を上回ることもあるため、条件次第では初期からプロに依頼するのも合理的な判断です。

まとめ:電波環境に合った選択が安定運用の鍵

Wi-Fi防犯カメラが途切れる原因は、電波の距離減衰・障害物・干渉が主な要因です。

電波が弱い家では、2.4GHz対応専用レシーバー付きローカル録画併用といった安定性を重視した製品選びが重要になります。

設置前には必ず電波強度を測定し、ルーター配置や中継器の必要性を確認しましょう。RC造や広い敷地では、無理にWi-Fiで延長せず有線接続も視野に入れると失敗を防げます。

通信が安定しないまま導入すると、肝心な映像を逃すリスクがあります。自宅の電波環境に合った方法で、確実に動作する防犯カメラを選びましょう。